「金のアクセサリー」は使いどころが難しい

金の指輪

金のアクセサリー

純金とかゴールドの素材を利用したアクセサリーはあるけど、
素材単体で見ると金って「美しさ」とか「豪華さ」とか
そういうイメージよりも、「成金」または「金持ち」っていう
印象が強いです。なので、うかつにファッションに取り入れると、
趣味悪いとかそういう印象を与えかねません。

お金持ち基準の視点になると、カッコよさが
解るのかもしれないが、細々暮らしてる自分には
よくわからない価値観です。
 
これが白金こと「プラチナ」になると
ゴールドに付いて回った悪い印象もすっかり消え失せて、
「美しさ」っていう部分だけが残るのが不思議です。
 
やっぱり名前のイメージって部分もあるかもしれないし
「プラチナは婚約指輪として使われてる」っていう部分も
大きいかもしれません。白金。
 
シルバーこと銀なんかも、アクセサリーのほかにも
食器とか燭台に使われるから、お金持ちよりも
「上品」っていうイメージが先行します。

素材の組み合わせ

ただ、趣味が悪い印象を与えがちな「ゴールド」でも
「黒い金属の素材」と合わせるととてもカッコよくなるっていう
反則じみた特性を持ってるんですけどね。漆黒の鎧とか機械の装甲に対して
金色のフレームを添えるだけであり得ないほど素敵になって、
カッコよくなる最高のコンビネーションです。知る限り、例外はありません。
同じ金属でもここまで印象が違うのかと、不思議に感じます。

あとは「銅」あたりになると、高級とかアクセサリーとかそういう
印象はまったく薄れて、「素材!」とか「マテリアル!」っていう
印象が強くなります。でも「ブロンズ」と書かれると、とたんに
調度品っぽく変化します。言葉のマジックですね。
 
ちなみにブロンズは「青銅」を意味する単語なので、厳密に
言えば銅単体を表すものではないです。銅単体は「カッパー」だったりします。